もうどの季節の宴会だったかもわからない。
瓢箪から駒という言葉がある。なら伊吹瓢からは何が出るんだ、という話になった。萃香はけらけら笑って「今何を呑んでいるかもわからなくなったのかい」と笑ったが、酔っ払いに道理を説いても無駄である。とくに博麗の巫女ならば尚更。
つまり、何か面白い話でもしろ、ということになった。場の空気とは時代のうねりにも等しく、鬼すら流すものなのである。
もうどの季節の宴会だったかもわからないが、それが駒の話であることは皆が覚えている。
ちょっと昔……いや昔だよ。いいじゃん別に。鬼が未来の話してどうするのさ。
とにかく昔! まあ、仲間と一緒に片っ端から人間に勝負を仕掛けてた頃。勇儀とか? どうなんだろ。いや、確かに寝食を共にしてたけど。私たちって、群れはするけどそれだけなんだよね。共同で何かすることってあんまりない。たいていの敵は一人でやれるし。だから勇儀とかがどんな風に人間と勝負下していたかはよく知らないんだ。
だから、だからさ。この話は、勇儀だって知らない話なんだよ。話してないからね。レアなのさ。だからよく聞いて……おいこら寝るなよぅ。話を振っといて、あんたは鬼か。
……はぁ。まあいいさ。じゃあ、あんただけでも聞いてくれよ。
いいんだよ。ちょっと恥ずかしいけれど、久しぶりだし、なんか話したい気分になった。
私は――たぶん鬼はみんなそうだろうけれど――どんな勝負にだって受けて立った。力比べとか、かけっことか、わかりやすいものはあんまり面白くないんだ。人間だって馬鹿じゃない。
人間は、やるからには、勝てない勝負はしないんだ。だから知恵比べとか、そういうのが多かったよ。
そう、知恵比べ。そりゃもう、何千戦もの勝負があったさ。いちいち覚えてないけれど。
でも、覚えているものもある。
私さ、一回負けたんだ。
将棋で。
私と勝負したのは、十五くらいの男の子だったよ。勝負をしかけたのはそいつの父親のほうだったんだけれど、一緒にいたそいつが父親の前に立ってさ、「俺が受けて立つ!」なんて仁王立ちして啖呵切ったのさ。まったく、小さいなりで見上げた度胸だったよ。
「よく言った小僧。じゃあ何で勝負する?」と聞いたら「将棋」と即答した。自信があるらしいことは人目でわかった。
……いや? 将棋はけっこうよくある種目だったから、あんまり驚かなかったよ。……いやいやいや。私、将棋強いから。おい脳筋とは何だぶっ飛ばすぞ。
……まあいい。話を続けるとさ。
そいつはその後に条件を付けて来た。勝負は一ヵ月後、小僧の家で。小僧が買ったら一財産贈る。私が勝ったら小僧の命を貰う。
そう、そいつ自分で言ったんだ。「俺が負けたら命を取れ。食うなり何なり、好きにしろ」ってさ。で、最後に「盤と駒はあんたが用意してくれ」って言った。
私は気軽に「良いよ」って答えた。そしたらそいつ、顔を真っ赤にして怒ったんだ。「俺の命を乗せる駒なんだからな! 手抜きしたら承知しないぞ!」いやまったく、好い度胸してたよ。
で、一ヶ月間が開いたわけ。
駒と盤は、材料とりにちょっと遠出したけど、二週間くらいで出来た。手抜きなんてしていない。あいつの度胸に敬意を表して、最高のものを造ったさ。
まあ、そうやって意気込んだのが悪かったのかな。約束の日まで手が空いちまったものだから、私はあいつの様子を見に行ったんだ。
あいつは宿屋の子だったみたい。でもあんまり儲かってるようには見えなかった。いろいろ苦労してたんじゃないかな。
あいつは部屋で駒を並べてたよ。いや、あれは駒って呼べるようなものじゃあないね。適当な木の板に文字書いただけの粗末なもので、盤にいたっては半紙に墨で格子を書いただけだった。
でも、あいつは真剣だった。鬼の私が言うのもなんだけれどね、鬼気迫る顔をしてた。大人だってあんな表情を浮かべる奴は少ないよ。
しかもあいつ、姿隠した私に気付いたからね。「約束を違える気か」なんて言うもんだから私もムキになって「鬼である私がそんなことするつもりがないだろう。お前がどんな様子か見に来ただけだ」なんて言っちゃった。
失言だったなあ。あれは。
「おい鬼」あいつが地獄の底から響いてきたような声で言ったのさ。「これは真剣勝負なんだ。俺は負けたら死ぬんだ。それなのに、お前は俺の手筋を盗み見に来たのか」
あいつと次に会ったのは、約束の日だったよ。
……うん。わかってる。私が悪かったんだ。
でも、それ以上に、怖かった。
勝負の結末かい? ああ、私が勝った。……ああもう、話は最後まで聞きなよ。
あいつは、きっとほとんど寝ないで、ずっと将棋で勝つことだけ考えてきたんだろうね。げっそり痩せて、もう幽鬼みたいな顔してた。
いい勝負だったよ。私が打った限りにおいては一番強い人間だった。あんな小さな子供がだよ。本当、すごいなあ。あいつは凄い奴だ。やっぱり、人間って凄いよなあ。
でもまあ、私は勝った。終盤をみれば誰だってわかる。もちろんあいつだって。
もう負けが決まった盤を前にしてさ。
ぐっと膝の上で握りこぶしを握ってた。震えてたよ。血の気なんて欠片もありゃしなかった。
それでもさ、あいつは言ったんだ。
「負けました」
私、本当言うと、そのときまで忘れてたんだ。
将棋は負けたほうが自分の負けを宣言しないといけない。
でも、それってどんなにつらいことだろう。やるだけやって負けるならいい。でも、あいつは自己満足なんてしなかった。本当に死にそうな顔で、どうしてこんなことなったんだろうって考えて考えて考えて……そうして負けたんだ。
あんなに凄い負け方をした奴は、あいつだけだった。
もちろん約束は果たしたさ。あいつは食ったよ。
でも、私はあいつの真剣さに負けたと思ったから、盤と駒はあいつの墓に供えた。
そういう、駒の話だった。
●敗れたり Ministery
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:07:53)
十分で区切る意識は肝要
【司会】かじつ (2013-08-26 01:07:59)
順位付けはしないんだけど
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:07:59)
エロさんなのにかっこいい
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:08:06)
これは面白かった
【司会】かじつ (2013-08-26 01:08:09)
私個人として言うならこの作品はけっこう好き。
生煮え@見学 (2013-08-26 01:08:14)
これはよかった
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:08:19)
その上でこのままでいいのか、肉付けするべきかとは思いました
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:08:21)
素直に面白かった。ラストの一文が良すぎる
生煮え@見学 (2013-08-26 01:08:21)
……気がする
Ministery@参加 (2013-08-26 01:08:31)
ほら! ほら! 全然エロくないし! 超シリアスだし! 今日エロさんとかいった人は反省してください!
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:08:42)
ネタが将棋と言うことも有り、オリキャラもいるしいくらでも膨らますことは出来るでしょう
【司会】かじつ (2013-08-26 01:08:46)
私がMiniさんについて好ましく思うのは
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:09:01)
一つの物語として完全に完結していて凄い
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:09:03)
ただ、酔っぱらいの昔語りはこの程度で過不足内科とも
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:09:06)
無いか
【司会】かじつ (2013-08-26 01:09:11)
人間の尊厳というステータスについて,全力で作品だけにステ振りしている感じがするところですかね。
銀狐夜々 (2013-08-26 01:09:27)
じゃあ、私についてこのましくおもうところはー?
【司会】かじつ (2013-08-26 01:09:36)
ん? 後日……
名無しさん(参加) (2013-08-26 01:09:53)
少年がちゃんとその賭の対価を支払ったというのが残念で、でも良かった
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:10:04)
むしろ、ここは払ってて正解
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:10:14)
瓢箪から駒ってところで将棋に繋げるのも巧いなーと思いました
銀狐夜々 (2013-08-26 01:10:16)
うん、これは払ってないと駄目だと思う
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:10:28)
というか、儲かっていない宿屋の子、というあたりで考えると
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:10:29)
これは払わなかったら台無しですね
銀狐夜々 (2013-08-26 01:10:47)
払わないと駄目だし、萃香も受け取らないと駄目
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:10:56)
ある意味払うこと含みで少年の勝ちかもしれない
【司会】かじつ (2013-08-26 01:11:15)
ひとつ抜けている気もするな。これ。
銀狐夜々 (2013-08-26 01:11:27)
なぁなぁの結果で終わると一気に駄作になる、そういう意味ではゴールが一つだけの実に潔い作品だと思う
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:12:10)
男の子が勝負をしかけたくだりがちょっとよく判らない
生煮え@見学 (2013-08-26 01:12:21)
全体では完成度の高い纏まった作品だと思うのですが
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:12:45)
最初が気楽な感じなだけに
生煮え@見学 (2013-08-26 01:12:48)
ひとつだけ引っかかるのが、これは僕個人の好みの問題もあるのですが
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:12:53)
やはりこのラストはきますね
【司会】かじつ (2013-08-26 01:13:01)
>でも、それ以上に、怖かった。
【司会】かじつ (2013-08-26 01:13:09)
ここからポンっとなんか飛んでるような
生煮え@見学 (2013-08-26 01:13:19)
萃香が前半で、負けたことがある、と断言しちゃってるのが
【司会】かじつ (2013-08-26 01:13:22)
もうひとつピースが何かあった気がする
Ministery@参加 (2013-08-26 01:13:34)
うん、そのあたりで時間が完全に足りないことを悟った(しろめ
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:13:36)
試合で勝って勝負に負けたってやつなのかな
生煮え@見学 (2013-08-26 01:13:41)
なんというか紛らわしい感が、なんていうか上手く言えませんけど
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:14:02)
「命を賭けないと勝てない相手」だと自覚していたんだろうかな
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:14:09)
確かに
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:14:15)
>人間は、やるからには、勝てない勝負はしないんだ。
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:14:18)
勝てなくてもどうせ先は無いのだから、と
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:14:24)
試合に勝って勝負に負けたというニュアンスはわかりますが
【司会】かじつ (2013-08-26 01:14:25)
>私さ、一回負けたんだ。
【司会】かじつ (2013-08-26 01:14:30)
ここをちょっと変えてみたらどうか
【司会】かじつ (2013-08-26 01:14:42)
「あれは……きっと私の負けだったんだ。」とか
生煮え@見学 (2013-08-26 01:14:44)
先の展開への惹きのために、あまり正確で無い記述を作為的にしているような狡さと受け止めてしまいました
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:14:47)
このあたりで、果たして勝敗とは何なのか、とちょっと考え込んだ
【司会】かじつ (2013-08-26 01:14:48)
そんな感じのバランス調整
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:14:49)
ここは変える余地はありそうです
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:14:59)
あれか
Ministery@参加 (2013-08-26 01:15:09)
推敲0なので、そこらへんは察して(しろめ
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:15:12)
「1か月後に会おう」という約束をしていたら良かったのか
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:15:54)
あるいは、何処かで少年の硬い意思に恐怖した場面が有れば
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:15:57)
何で男の子は父親を庇ったんだろう。って、何でって身内を庇うのに理由なんか無いものだとは思うけれど。
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:16:33)
それより親父はどうした、と思った
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:16:38)
庇ったというニュアンスは私はあまり受けませんでしたかね
Ministery@参加 (2013-08-26 01:16:56)
そこらへんは時間不足のため即効で切った
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:16:56)
この子供がとにかく将棋に自信があるんだ、というイメージが強く
青衣(酸化) (2013-08-26 01:17:00)
萃香は負けてないと思うんですよね。人間が勝負を選んで、そして負けた。武者だろうと何だろうと、誰しもそれを選択してきたんでしょうし。ってバックストーリーを考えるのはあれなのか。
【司会】かじつ (2013-08-26 01:17:13)
父親は確かになぁ……。
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:17:13)
ただ、ここは素直に子供に挑ませてよかったかも
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:17:17)
捻くれた読み方を承知で言うのですが、自発的な口減らしの意図があるのかも、と
Ministery@参加 (2013-08-26 01:17:31)
お、梶さん大正解
Ministery@参加 (2013-08-26 01:17:40)
書いてないのによくわかったなあ
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:17:40)
あ、やはりですか
【司会】かじつ (2013-08-26 01:17:48)
なんつーか,その場で勝負を引き継いだならいいんだけど,一カ月なりといった期間が空いてしまうと引っ掛かるか。
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:18:03)
口減らしというと逆に甘く思えてしまうかなあ
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:18:06)
人間は勝てない勝負はしないって書いてたので
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:18:07)
そしたらこれ、いつの時代か判らないけれど、子供を攫いに来た萃香に対して他の子供を庇って、とかの方が個人的にはすんなり受け入れられそう
Ministery@参加 (2013-08-26 01:18:09)
そこらへんはちょっといろいろ電王戦に影響受けてるからなー
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:18:14)
鬼はとにかく強いと仮定して
Ministery@参加 (2013-08-26 01:18:27)
対策することが人間の強さなんだよ、ということなのよね
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:18:29)
将棋が強い子供ならお金を稼ぐも容易という感が強い
Ministery@参加 (2013-08-26 01:18:50)
将棋はあくまで遊びだからねー、今みたいに裕福でないと、伊達や酔狂が金にならない
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:19:07)
時期がいつとあるわけではないので
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:19:10)
口減らしはその背景描写が無いとちょっと気付けない
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:19:24)
金をかけた真剣でいいじゃないかと思うのは自然かと思います
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:19:53)
背景描写は、実家が貧しい宿屋、というあたりが伏線ですかね
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:20:23)
更に言えば、口減らしだとすると勝負にばかり拘る萃香が非道過ぎる気もするのです
Ministery@参加 (2013-08-26 01:20:29)
そうそう、人間真剣になるときはいつかって考えると、まあ苦境だわな、という結論に至った
【司会】かじつ (2013-08-26 01:20:41)
必死になる背景が
Ministery@参加 (2013-08-26 01:20:42)
鬼はもともと非道じゃん
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:20:47)
口減らしに関しては、私は余計な情報、不要な推測を生むだけだと思いますが
【司会】かじつ (2013-08-26 01:20:58)
①父親の代わりに勝負 ②一財産贈る ③儲かってなさそうな宿屋
【司会】かじつ (2013-08-26 01:21:04)
くらいだけれども
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:21:06)
んーちょっと非道ってのは違うのかな。少なくとも酒の席でそんな話するかなぁって疑問。
【司会】かじつ (2013-08-26 01:21:11)
さらっと流れたかな。
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:21:14)
それを思ったなら現状だと書いた方がいい気はしますね、親がなんでいたのという感は有るので
Ministery@参加 (2013-08-26 01:21:47)
ふふふ、そこから華扇ちゃんと萃香の絡みを書くつもりだったのだよ・・・時間なかったがな!
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:22:11)
気分良い時って武勇伝とかを嬉々として話すもんじゃないかな? という感想でした。
つくね@鈴仙と参加(輝以外OK) (2013-08-26 01:22:12)
時間的に親に華扇にと描くのは無理でしょw
【司会】かじつ (2013-08-26 01:22:20)
父親の存在がちょっと邪魔だ
生煮え@見学 (2013-08-26 01:22:23)
口減らしはなんかこの作品とは相性が悪いような
Ministery@参加 (2013-08-26 01:22:24)
思いついちゃったんだから仕様がないじゃん!
青衣(酸化) (2013-08-26 01:22:26)
私が死んでも、代わりはいるもの的なものは思い浮かべましたけど、じゃあ何で萃香の敗北なのって考えて。
銀狐夜々 (2013-08-26 01:22:45)
それは仕方ない、思いついちゃったんだからね
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:22:54)
華扇さん出さないとか
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:22:55)
思いついちゃったなら仕方無い
Ministery@参加 (2013-08-26 01:23:17)
いや? 華扇ちゃんはいちよう出てるよ?
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:23:19)
思いつきや書きたいことには流石に意見できませんが
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:23:33)
それを組み込むなら書き方が、とは思います
Ministery@参加 (2013-08-26 01:23:35)
名前出てないけど
生煮え@見学 (2013-08-26 01:23:41)
父親がいないと不都合ありますか
Ministery@参加 (2013-08-26 01:24:13)
いくら萃香でも子供に勝負ふっかけるほど暇じゃなかっただろうなー、くらいしか考えてなかった
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:24:19)
それにしてもこの男の子、モノノフである。
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:24:23)
少年が必死になる背景が弱くなる気はします。命を懸けて勝負するほどか、と
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:24:27)
貧乏だけど将棋はめっぽう強い子供が金のために鬼に挑む
Ministery@参加 (2013-08-26 01:24:33)
命というより、人生かなー
青衣(酸化) (2013-08-26 01:24:35)
結局萃香は何に負けたノン? 将棋で勝っても負けても実家の負担が減るって少年の意図に負けた?
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:24:40)
それほど違和感は覚えませんかね、私は
Ministery@参加 (2013-08-26 01:24:46)
まあ描写できていないのでその感想はごもっともである
【司会】かじつ (2013-08-26 01:24:51)
気迫じゃね?
【司会】かじつ (2013-08-26 01:25:00)
でもその気迫を支えるべき屋台骨がぼんやりと。
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:25:04)
人生と置き換えても良いかもしれません。自分の全て、鬼にも負けないという自信
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:25:09)
子供だろうと真剣なら萃香も乗ってくれるかな、と
Ministery@参加 (2013-08-26 01:25:25)
子供に真剣さを求めるってのも酷なもんさね
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:25:28)
命をかけることに躊躇わない子供ならむしろ親はノイズかも
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:25:28)
萃香に「凄い人間」て言わせた時点でこれは男の子の勝ちだと思った
青衣(酸化) (2013-08-26 01:25:29)
最初から自殺なら、気迫も何もないかな、と。
【司会】かじつ (2013-08-26 01:25:56)
金で本気になるってさ
【司会】かじつ (2013-08-26 01:26:02)
よくあることだし,リアリティあるのよ
【司会】かじつ (2013-08-26 01:26:08)
それだけにちっともドラマチックじゃない
【司会】かじつ (2013-08-26 01:26:11)
そこが引っ掛かる
Ministery@参加 (2013-08-26 01:26:12)
まあ、時間無くて削ったエピソードなのでここでぐちぐちウラ設定語るのも間違っている気がしなくはない
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:26:24)
自殺ないし口減らしという意図を出すと
銀狐夜々 (2013-08-26 01:26:29)
金は命より重いってカイジでも云ってた
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:26:31)
(20分コース終了、これより30分コースへと入ります
Ministery@参加 (2013-08-26 01:26:35)
えっ
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:26:36)
んー、少年にとって自殺は目的ではないと思うのですよ。絶対勝つ、死にたくはない、だけれど負けたとしてもただでは死なない
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:26:42)
むしろあそこまで鬼気迫る顔で準備することが軽くなってしまうかと
【司会】かじつ (2013-08-26 01:26:45)
司会ちゃんとしろー
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:26:54)
なので私は絶対に勝つ、それだけの自信があると読みました
蛆(さんか:心まで) (2013-08-26 01:26:55)
w
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:26:58)
その【司会】は飾りであった
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:26:58)
そんな気迫なのかなと読んでました
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:27:30)
とはいえ時間なので区切るべきか
かぼちゃ@参加 (2013-08-26 01:27:35)
まだあればその後にと
Ministery@参加 (2013-08-26 01:27:41)
おおー、梶さんが凄い正解に近い
Ministery@参加 (2013-08-26 01:27:50)
ありがとうございました
梶五日(感想会2番目) (2013-08-26 01:27:57)
お疲れ様でしたー
【司会】かじつ (2013-08-26 01:27:58)
お疲れ様でした。
つくね@鈴仙と参加(輝以外OK) (2013-08-26 01:28:03)
お疲れ様でした
ライア@参加(おりんりんランド) (2013-08-26 01:28:04)
お疲れ様でした
Ministery@参加 (2013-08-26 01:28:12)
お疲れ様でした
スイカの過去語りですね。短い中で上手くまとまっていて面白かったです。
こういうすごく強い存在が人間の心の強さに負けるって話好きなのですよねっ。
語りかけなので二人称形式なのも特徴的でした。
話の内容は好みですが気になったところもいくつかありました。
まずお題。「恐怖」というのは合わない話になっていたと思います。
私が感じたのは畏怖でした。
少年がスイカに挑むことになった背景が少しでもわかると、話がもっと活かせたようにも思います。
鬼に挑むということは並大抵の事ではないと思います。少年も言っているとおり命をかけるわけですからそれ相応の理由があったほうが少年の覚悟とスイカがその少年に感じた感情が引き立ったと思います。
最初にお父さんが出てきていたので、もしかしたらその辺りと絡める予定だったのでしょうか。
あんまり関係ない話ですけど15の少年ってそんなに小さいかな。何度も小さいって書いてあったので。
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