日の昇る時間だったら、緑から赤に移り変わるグラデーションを見下ろすことが出来ただろう。あいにく、日は既にくれていた。ロープウェイから見える景色は闇に包まれていた。
しかし、ロープウェイを降りた人々は感嘆の声をあげる。参道は舗装され、幅は広く、脇には一面のケヤキ並木。
葉が染まりかけた時期特有のグラデーション。灯りが紅葉を照らす様は神秘的にも思えたーー妖怪と神が闊歩する日常よりも、よほど神秘的に。
表参道みたいじゃ無いですか? 早苗は言っていた。さあ? とリリカは思う。この世界で作られた騒霊には、外の世界のことなどわからない。
ロープウェイを降りれば洒落たデザインのポスターが貼られている。守矢神社夜間特別解放、紅葉の時期を見込んだイベントは、成功なのだろう。
美しくライトアップされた道は喧噪に包まれている。守矢神社に進めば、やはり喧噪だ。喧噪に混じって音楽が聞こえてくる。舞台の上にはプリズムリバー樂団。聴衆は多かった。椅子はとうに一杯で、後ろには立ち見の客が並んでいる。
真剣に聞いているかと言えば、どうだろう? 椅子の前に座る客は真剣だっただろう。彼らは紅葉に目もくれず、ただただ、音に身をゆだねている。それはルナサには満足だった。大半の人間にとっては、おまけだった。数多く用意されたイベントの中の一つ。そしてメインは夜の紅葉だ。客の大半は「ついでに」という程度だった。後方の椅子は客が立ち上がり、立ち見の客が座り。その繰り返しだった。
ライブは終わり、三人は頭を下げる。楽屋に戻ると、
「こういう場所はやっぱり嫌いだわ」
ルナサは陰鬱な顔でーーそれは彼女の平均的な表情だがーー呟いた。
「そうかしら? 私はやっぱり好きだなあ。人が多いってそれだけでいいじゃない。賑やかで、うるさくて、私はそれに負けないようにラッパを吹き鳴らすの」
メルランは上機嫌だった、それもまた、彼女の平均的な感情だったが。
「メルランはうるさければ犬でも雀でもいいんでしょう?」
「犬! 犬はいいねえ、とくに意味も無く騒ぐような犬は私の馬力でノックアウトしたくなるもの。このメルラン・プリズムリバー。犬の鳴き声に負けるようなやわな肺活量はしていない! 西に空を飛ぶ天狗有ればゴーストクリフォードで打ち落とし、東に川を泳ぐ河童がいればヒノファンタズムで川に流す! だって私はメルラン・プリズムリバー! アイカムフロムジャマイカ!」
いつからお前はジャマイカ人になったのか、などと今更二人が言うことは無い。慣れたことだ。何かを行っても躁の騒霊が聞く耳など持たないと言う事も。
もっとも、言うよりも早く、メルランは飛び出していた。どこへ行ったのか? 二人にもわからない。
早苗が挨拶に来て、二人はいくつかの言葉を交わす。早苗が去り、その後ろ姿を見て、「老けたわね」とリリカは思った。彼女と出会って数十年。当然のことだった。悪いことだとは思わない。人間は老いるもので、老いに伴う美しさもあると思うからだ。自分たちには、決して身につけられない物が。
「さて……私は帰るわ。リリカ、あとはよろしくね」
「姉さんはいっつも自分の好きな事ばかり」
「BGMなんて気が乗らないもの。バイト代の余りで、好きなものでも食べるくらいはいいわよ」
「好きなものを食べたって、残りは生活費なのに私ばっかり」
ぼやいてみるが、何を言ったところでルナサの気が変わるはずはないととうに承知している。単に、愚痴をこぼしたかっただけだ。芸術家気質の姉二人にBGMを流すのが勤まるとも、元より考えてはいない。
ルナサを背に、リリカは楽屋を出た。シンセサイザーを持ちながら、幕で囲まれたブースに入る。有ったのは椅子と机だけだ。ミキサーも何も、騒霊には必要が無いものだ。
ライブのような晴れやかさなど微塵も無い。もっとも、やることは同じだ。音楽を奏でる。それだけだ。
舞台では慌ただしく準備がされている。リリカは目の前に張られたタイムテーブルをみた。ファッションショー、漫才、その他。流すべき曲は前もって打ち合わせをしてある。メモを見ながら確認する。とりたてて問題は無かった。さて、と思い幕間のBGMを流す。このライトアップに相応しいBGMを。深くは考えなかった。なんとなくお洒落で、邪魔にならない音楽ならそれで十分だ。
ボタンを押すと、ハープシコードの音色が響きわたる。鳥の羽で作られたプレクトラムが弦をこする音は鋭く、残響は短く、それでいて旋律は柔らかいものだった。
弦も、プレクトラムも、あるわけがない。あるのはシンセサイザーだけ。シンセサイザーはあらゆる音を奏でる。リリカがボタンを叩けば、サンプラーに蓄えられた音楽が奏でられる。
キース・ジャレットの弾くハープシコードはまさしく見事なものだった。いつか、どこかで彼の弾いたゴルドベルグ変奏曲を聞きながら、リリカはため息をもらした。
自分で弾く必要なんてない。自分で弾くよりも素晴らしい音楽は世界に溢れている。いつだって、感じてしまう。ダイヤルを回しつつ、シンセサイザーのモニタを見やる。サンプリングした音源はよく整理されていて、整理された名前を見るだけで嘆息してしまう。キース・ジャレット、ミシェル・ペトルチアーニ、グレン・グールド……歴史に永遠に名を残すピアニストたちの名前が流れて、到底、敵うまいと感じてしまう。
何の曲を流してもよかった。なんとなく、ピアノは流したくなかった。
「こんなものでいいか」
モニタには"I Remember Clifford"曲名を見て、ボタンを押せばリー・モーガンの奏でるトランペットが鳴り響く。端正で、どこかもの悲しい響き。やがて、穏やかな響きへと変わっていった。境内に、誰か一人でも耳を止めている者はいるのだろうか? おそらくいないだろう。BGMとは、そのようなものだ。
親友、クリフォード・ブラウンを無くした男の奏でる、哀愁の戦慄。メルランが聞けば、ゴーストクリフォードもいささか哀愁を伴ったものになるかもしれないが……メルランはとうの昔に、ここにはいないだろう。ならば、ただの雰囲気のあるジャズだ。親友へのレクイエムではない。
キーボードを弾く必要はなかったし、自分の拙い技量を披露する必要などなかった。ならば退屈だった。適当に曲を選び、BGMを流し、ぼんやりと目をつぶる。
ーーそれでいいじゃない。上手くても、下手でも、それがあなたの音でしょう?
いつか、レイラが言っていたっけ。思いながら、紅葉を見上げた。自分たちが人前で演奏を始めたのはレイラが死んだ後だ。キーボードはそれより昔から弾いていたけれど……さて、上手くなったのだろうか? 私の音はあるのだろうか?
少しは上手くなったとは思う。一人で感銘を与えることは出来ずとも、姉たちの音を良質な音楽に昇華させることは出来ているのだろう。
じゃあ、私の音は……無意識に首を振ってしまった。ルナサとメルラン。自分は、二人の個性を結びつけるための緩衝材でしかないと思う。アドリブのないライブならば弾く必要は感じられなかったし、結局、他人の光を引き立てるのが自分向けだと思った。ソロライブをこなす姉たちのようにはなれない。
頭上に紅葉があった。ライトアップされた紅葉は美しかった。淡い光が紅葉のグラデーションを引き立てていた。まるで、二人のための自分だと思った。
少しだけ浮かび上がって、幕から頭を出す。神社の境内は人混みで埋め尽くされていた。人がいて、妖怪がいた。天狗がワインを売っていた。その辺の利権もあるらしいけれど、リリカは詳しくは知らない。興味も無い。紅葉には少し早い時期にやることも、そのせいなのだろうか? さあ?
いずれにしても、現金なものだとは思った。ロープウェイが出来る前はあれだけ反対していて……だけど、利益になると思えば迎合している。
悪いとは思わなかった。伝統が、ってガチガチで閉鎖的であるよりは、お金目当てでも混ざっている方が好きだ。
「懐かしいな」
老若男女がいて。もちろん和装は多かった。でも洋装も多かった。特に若者は。そして女の子は。
若者たちが着る服はずいぶんと古めかしく見えた。そう、レイラが着ていた服のようだった。たとえば、細く絞ったウエストに、ゆったりとしたフレアスカート。そのスタイルは古めかしく見えた。レイラが着ていた時分でも、古めかしく見えただった。
プリズムリバー伯爵が身を持ち崩すよりも昔に買った服ならば、当然のことだった。レイラがこの世界にくる頃には、もう服なんて買える余裕はなかったから。
ーーモガだねえ。
レイラを見ると、人々はそう言っていた。物珍しそうに呟かれた。洋装をまとっていれば、そう言われた時代だった。そう、彼女が生きていたあの頃は。
「あ、いくつか確認がありまして」
早苗が来て、特別な事はなかった。「わかった」と言ってそれだけだった。一瞬で用件は終わり、リリカは問いかけた。
「ようやく、ああいう服が流行になったのかな。レイラがーー」
「クラプトン、ああ、ロックはいいですね。そういう感じのBGMにしてくれって言われてるんですよね」
「いや」
エリック・クラプトンというミュージシャンもレイラという曲も知っていたし、「いや、あれはクラプトンのソロじゃ無くてデレク&ドミノスだから」と言ってもよかったけれど、わざわざ言うべき事でもなかった。何も、関係は無い。レイラは、彼女の。
「レイラ。私たちの妹」
妹? そういうべきなんだろうか。だって、私たちはレイラに生み出された騒霊なんだから……。
「話は聞いたことが」
早苗がそんな認識なら、特別に訂正する必要も無いか。リリカは思って、考えを止めた。
「レイラがさ、今のみんなみたいな服をよく着てたよ……というか、そんな服しか持ってきてなかったから、一生着てたんだけど、よく『モガ』って言われてて」
「モガって」
早苗は笑った。吹き出しそうな笑いだった。顔には皺があって、笑うと延びるのが見えた。皺があってもなくても、人なつこい顔だと思った。
「大正ですか、デモクラシーですか」
「だいぶんこの世界は言葉が遅れてるからね」
「それにしたっておばあちゃんでも今日日言わないんじゃないかなあ」
自分より年下の人間は、自分より老いて見えて、レイラを思い出してしまう。少女の妹は、おばあちゃんで。
「でもさ、早苗。私がこっちに来たころは、ああいうのが珍奇な服って感じだったけれど、ようやく時代も変わったのかな」
「遅れてますねえ」
早苗はまた笑った。
「今も流行ですが、けっこう前にも……二十年……いや、もっと前かな。でも、わりと流行ってましたよ」
「あんまり里じゃみなかった気はするけれど」
「団子を食べに行くのにおめかしってのもあんまりないでしょうから……でも、よし遊びに行くぞ、おめかししてイベントに行くぞってときはこういう古い洋装の人は多かったなあ。むしろライブとかそうなんじゃないですか?」
「メルランのおかげで激しいから、こういう格好は向いてないね」
「確かに、でも、これはリバイバルですよ。一回りしてまた流行ったって感じで」
「ふうん」
また浮かび上がって、境内を見回す。言われれば、昔にもこんな洋装の人をぽつぽつとみた気がしてきた。
「確かに、昔も流行ってた気がした。でも、こんなにたくさんいるなんてことはどこでもなかった気がするな」
「うーん。確かにそうかもしれませんね。……たぶん、こういう光景が日常になったからじゃないかと思います」
「こういう光景?」
「ええ、こういう光景」
紅葉はライトアップされて美しかった。天狗がワインを売っている。お洒落な服を来た若者が歩いている。妖怪の姿も見えた。
「綺麗で賑やかなイベントだとは思うけれど」
リリカには、早苗の言葉がよくわからなかった。お祭り、それはわかるにしても。
「こういう光景って、もうお祭りだけじゃないと思います。里をあなたが歩いても、何も言われたりしないでしょう?」
何十年か前は、そうだったと思う。レイラがいた頃は……早苗が来た頃も。
「……そうかもね、マミゾウなんかも化けっぱなしで」
「妖怪が買いに来たとなれば、鈴奈庵の評判も落ちるなんて気にしていた時分ですから……でも、今はそんな気分でもないし、こう、妖怪の被服技術とかもどんどん来てますから、作りやすいんじゃないかな」
「あの厄神様の服なんてのは、確かに作るのが難しそうだ」
「あとは河童に天狗に……っと、そろそろ時間だ。じゃあ、お願いしますね。合図は向こうから出しますから」
「うん」
早苗は去って、リリカは曲を確認した。あらかじめミックスしておいた音楽を流せば、リリカの仕事はほとんど終わりだ。不測の事態で止まりでもしなければ。
合図が見えた。リリカはボタンを押した。先刻まで自分が喝采を浴びていた舞台を、一人だけの幕から頭を出して見やる。
細くて綺麗な女の子たちが歩いていく。煌びやかな顔の彼女たちは、ボロボロの衣服をまとっていた。さて、今度はそれが流行なのだろうか? リリカにはそこまではわからない。
「おい」
その中に美鈴が混ざっているのが見えた。おい、と声が出てしまったが、日頃から鍛えている体は見事なスタイルだと思えた。似合っていると思えた。たぶん、どんな服でもそうなるんだろうと。
音楽を流し始めれば、本当にやることがなかった。モガたちを見ながら、ずっと、ずっと昔のことを思い出してしまった。
私たちは、人前に出ることを避けていた。自分たちは、レイラの姉で……レイラの子供で……永遠に少女で……騒霊だ。
外の世界での流行がここでは奇抜な格好であったとしても、人々はレイラに優しかった。彼女は人間で、老いる存在だったから。外の世界から来た希人は、話をするだけで周囲に人だかりが出来るほどだった。
自分たちは騒霊で、老いることはない。それは不気味な存在だ。あの古道具屋もそれで里を離れたと言っていたっけ……。
だから私たちは外に出なかった。レイラといるのは、いられたのは、あの廃屋敷の中だけだった。
リリカは思って、そっと息をつく。縁日に遊びに行く。そんな経験すら、私たちにはなかった、出来なかった。私たちは話しても話しても終わりのない愉快な話をして、一人だけのために音楽を演奏して、外に遊びに行くことはなかった。
感情を操る音を紡げる姉がいて、その演奏は見事で、自分は人並みで、せいぜいが手足を使わずに音を鳴らせるくらいだ。そう、今みたいに、キーボードから離れても音を鳴らせる。
ファッションショーは終わって、音楽も終わる。挨拶に来たデザイナーに愛想良く返事をする。一人になった幕の中で、タイムテーブルを見やる。次は漫才。詰め込みすぎだろうと一人ごちつつ、SEを準備する。
河童と人間のコンビが漫才をしていた。口では人間の盟友だからといいつつ、その心は腹黒く。そんなネタはおもしろかった。SEを流しつつ、笑みをこぼしてしまう。
漫才は終わって、祭りは続き、その後のイベントも過ぎ去り、やがて、舞台は暗くなった。イベントは全て終わり、閉場の時間が近い。リリカも、他人の音を流すことは終えた。
紅葉は美しく、妖怪の山と里を結ぶロープウェイは動き続けている。ロープウェイから降りる人影は皆無に近い。空っぽのロープウェイは、人を目一杯に乗せて戻っていく。音楽はなく、それでも人々の喧噪は静寂からは縁遠い。
頭に、葉が落ちてきた。まだ殆ど緑の葉が。赤く赤く染まり、人々に美しさを賞賛される前に力つきた葉が。
「どっちが多いのかな」
小さく、呟く。レイラと一緒に紅葉を見た数と、レイラがいなくなってから、紅葉を見た数。答えを出すのは、独り言を呟くよりも早かった。レイラがいなくなってからの方が多い。
ロープウェイには行列ができている。ライトアップは続き、だけどもう見やる人々は殆どいない。
「一緒に遊びたかったな」
白髪で皺に溢れた妹と、一緒に喧噪の中を歩いてみたかった。いつかは、許されなかったことで、今は……たぶん、気にされることもないだろう。
メルランなら、きっと今を喜ぶのだろう。ルナサなら、叶わなかった過去を重い悲しむのだろう。私は……。
リリカには、わからなかった。喜ばしいと思ったのは確かだ。哀しいと思ったのは確かだ。感じた思いを、なんと言えばいいのかわからなかった。頭の中で、言葉にすることすら出来なかった。
ほとんど無意識に、シンセサイザーのボタンを押していた。モニタには"Piano"の表示。何も調整はしなかった。プリセット音のままで、キーボードを叩く。
シンセサイザーの合成音が鳴り響いた。一番近い音はピアノで……だけど、それはまがい物の合成音。波形を組み合わせた作り物の音。何もかもが安く思える音。
日頃は好きになれない偽物の音が、心地よく感じられた。
「私みたいだ」
口に出してみて、愛着が沸いてくるように思えるほど、心地よく感じられた。
リリカファンクラブ会員が何人いるのかは彼女も知らない。両手の指で足りる程度だろうとは思っている。希有な彼か彼女だって気がつかないほどにひっそりと、リリカはソロライブを始めた。
聴衆は山ほどいて、だけど誰一人心を傾けてはいないと思った。帰り支度に忙しい人々に、BGMに比べれば拙い演奏が鳴り響いた。
アドリブで紡ぐ旋律。名前の無い音楽。それは、どんな言葉よりも自分の心を示してくれるのだと感じた。レイラの言っていたとおりだと思った。それでいいのだと、自分に聞かせるためだけなら十分だ。そこには、私だけの音がある。
リー・モーガンの哀愁は、ただのBGMになった。リリカの紡ぐ音は、BGMにもなれない。リリカの感情を伝える相手は、どこにもいない。彼女自身を除けば。
音楽は心地よくて、やはり哀しかった。レイラに聞かせてみたかった。ずっと心の中で呟いてしまう。
それでも、彼女は奏で続ける。寿命を持たない騒霊は奏で続ける。まがい物の音を鳴らし続ける。聞かせるもののいない音楽を。
生き続ける騒霊は、奏で続ける。
では品評会始めます。●「あなたのための旋律」かぼちゃ氏
かぼちゃ (2015-11-07 20:04:25)
よろしくお願いします
蛆【司会】 (2015-11-07 20:05:09)
これ未来の守矢神社で良いんですよね
かぼちゃ (2015-11-07 20:05:19)
そうですね
めるめるめるめ (2015-11-07 20:05:45)
雰囲気はよかったです
かぼちゃ (2015-11-07 20:05:49)
はっきり未来と最初にがっつり書こうとも思いましたが
蛆【司会】 (2015-11-07 20:06:13)
リリカせつない
かぼちゃ (2015-11-07 20:06:19)
リリカの感覚に近いところで書いているとこのくらいにしようかなと自分では考えました
かぼちゃ (2015-11-07 20:06:28)
あんまり書いてもくどいというか説明な気がして
蛆【司会】 (2015-11-07 20:06:53)
生活費が哀愁漂っててん。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:07:27)
騒霊もお金の要る世の中なんやね。
かぼちゃ (2015-11-07 20:07:37)
金は重要です
めるめるめるめ (2015-11-07 20:08:14)
雰囲気はよかったですけど
めるめるめるめ (2015-11-07 20:08:59)
リリカをシンセと結びつけちゃうのは、よかったのかわるかったのか難しい
めるめるめるめ (2015-11-07 20:09:40)
騒霊という幻想的な要素とは異質なものですから
かぼちゃ (2015-11-07 20:11:05)
シンセサイザーってのは合成音とかサンプリング音の偽物の音を出すというイメージがあって
かぼちゃ (2015-11-07 20:11:26)
その辺がプリバっぽいとは前々からぼんやりとはいえイメージがあったので
かぼちゃ (2015-11-07 20:11:40)
そこは最初にシンセありきで書いていました
蛆【司会】 (2015-11-07 20:11:56)
音楽詳しくないのでアレなんですが、シンセとキーボードって違うんだっけ?
蛆【司会】 (2015-11-07 20:12:29)
求聞史紀では持っているキーボードを「シンセサイザーの幽霊」て言っているので同じモノかと。
めるめるめるめ (2015-11-07 20:12:49)
え、同じような? どうなんだろ
かぼちゃ (2015-11-07 20:12:51)
キーボードはあくまで音を出すための入力装置で、要するに弦のようなものなので
かぼちゃ (2015-11-07 20:13:03)
音源になるシンセサイザーがないと音は出ません
蛆【司会】 (2015-11-07 20:13:51)
ははあ、シンセサイザーは音源の方なのか
かぼちゃ (2015-11-07 20:14:08)
古の時代の東方は音源になる箱を繋げないと音が出なかったと聞きます
蛆【司会】 (2015-11-07 20:14:19)
よく見かける箱型でダイヤル式のボタンが付いてるやつかしらん。
かぼちゃ (2015-11-07 20:14:40)
そんな感じと聞いた事が
すふぇ (2015-11-07 20:15:16)
遅刻しましたー
かぼちゃ (2015-11-07 20:15:29)
まあ、普通のキーボードは音源が入っているし、キーボーディストで通るのでキーボードと言ってもいいんでしょうが
めるめるめるめ (2015-11-07 20:16:56)
モガをレイラと紐付けして消化したのは蛆さんと同じみたいですが
めるめるめるめ (2015-11-07 20:17:53)
これかぼちゃさんのは、年老いた早苗にレイラを投影した感じです?
かぼちゃ (2015-11-07 20:18:09)
投影では無いですね
かぼちゃ (2015-11-07 20:18:39)
人間は年を取る、騒霊は年を取らないってところが言いたかったことで
かぼちゃ (2015-11-07 20:19:01)
あとは年を取らない存在は気味が悪いと思われるという香霖堂の記述を思って
かぼちゃ (2015-11-07 20:19:22)
年を取らないリリカは受け入れられない存在だったんだろうと繋げたいという意図でした
すふぇ (2015-11-07 20:19:30)
(よんだ)
蛆【司会】 (2015-11-07 20:19:44)
はやい
蛆【司会】 (2015-11-07 20:20:05)
過ぎた時間の残酷さと優しさみたいなものがあった
めるめるめるめ (2015-11-07 20:20:14)
ああ、読み直したら少し勘違いしてました
すふぇ (2015-11-07 20:20:41)
話出てるかもしれないんだけど、ちょっと話がぼやけているかんじ? 雰囲気の良い感じではあるんですけど。
かぼちゃ (2015-11-07 20:21:35)
テーマや書きたいことが強く有ったわけじゃ無いんで、ぼんやり感はあるのかもしれません
すふぇ (2015-11-07 20:21:42)
リリカが姉に対して思う微妙な屈折と、時の流れに飲まれる早苗さんと、レイラに対する郷愁と。
すふぇ (2015-11-07 20:21:55)
後ろ2つはまだ接続するんだけど。
めるめるめるめ (2015-11-07 20:22:01)
そこは、よくも悪くもかぼちゃさんらしい作風なんだと思いました
めるめるめるめ (2015-11-07 20:22:43)
思考が散漫な感じ
蛆【司会】 (2015-11-07 20:23:38)
プリリバがライブやって、残りの時間はリリカだけバイトで残ってって流れなんだけれど、
めるめるめるめ (2015-11-07 20:24:00)
集束していないので語りたいことを強く出すのは難しい作風となってしまいますが
蛆【司会】 (2015-11-07 20:24:22)
ライブはすごいサラッと流して、後は残されたリリカが端から雑踏を眺めつつ、つらつら考え事をしているような
めるめるめるめ (2015-11-07 20:24:25)
空気感は独特で、これはこれでよい面も、と
蛆【司会】 (2015-11-07 20:24:27)
そんな、ぼんやりとした雰囲気。
かぼちゃ (2015-11-07 20:24:43)
とりあえずお題を消化しないといけない苦しみ
めるめるめるめ (2015-11-07 20:24:51)
それだww
蛆【司会】 (2015-11-07 20:25:16)
おのれ司会者ァ。。。
すふぇ (2015-11-07 20:25:31)
ぶっちゃけ、時間の流れの話に全体を収斂させれば、それでお題十分回収できてると思いますよ。
すふぇ (2015-11-07 20:26:05)
紅葉もモガも、時の流れの移り変わりの方につながってる気がします。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:26:41)
そういえば「遊ぶ」はどのあたりの要素になるんだろう?
蛆【司会】 (2015-11-07 20:26:59)
バイトしちゃってるけれども。
すふぇ (2015-11-07 20:27:06)
いやでもまあ、わりとまとまってる気がしてきた。 言うほど姉に対する云々の話出てこない気が。
かぼちゃ (2015-11-07 20:27:16)
遊ぶはレイラと遊びたかった、あとはイベントの場が遊びの場と思ってます
蛆【司会】 (2015-11-07 20:27:38)
なるほどー
かぼちゃ (2015-11-07 20:27:56)
姉はほとんど意識してなかったというか、とりあえず姉二人を出すときっと長くなるし手間だからさっさと省きたかった
かぼちゃ (2015-11-07 20:28:18)
あとはまあ、普段からリリカってこういう子だと考えているイメージがそのまま出てきてたんだと思います
すふぇ (2015-11-07 20:28:25)
姉はクビでよかったとおもいます。
すふぇ (2015-11-07 20:28:59)
うん、でもそうか、あんっまりその辺りばっさりすると、こいつ誰やねんってなるのか。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:30:16)
表現というか話の作り方というか、今回のような立ち位置だと割を食うのも仕方無いことは理解しているんだけれど
蛆【司会】 (2015-11-07 20:30:57)
リリカのキャラクターが狡猾じゃないのが少し珍しいなと私は思いました。
かぼちゃ (2015-11-07 20:31:18)
リリカ自体が珍しい説
めるめるめるめ (2015-11-07 20:31:31)
(リリカのキャラクターがまずよく把握してない勢
蛆【司会】 (2015-11-07 20:31:39)
うんまあわかる
かぼちゃ (2015-11-07 20:31:43)
その辺は他のキャラとあんまり絡んでないからはあるんでしょうね
蛆【司会】 (2015-11-07 20:32:02)
花映塚でプレイヤーキャラにもなった頑張り屋さんなのに、不憫やね。
すふぇ (2015-11-07 20:32:28)
プリリバ単体の厳しさ、というこの間も出た話ですなぁ。
かぼちゃ (2015-11-07 20:32:43)
リリカはまだ書きやすいと思います
かぼちゃ (2015-11-07 20:32:49)
メルランが最大の難敵
すふぇ (2015-11-07 20:32:49)
でもその意味では、このss、ちゃんとリリカだなぁ、ってなってると思います。
すふぇ (2015-11-07 20:33:03)
メルラン単体は絶対やばい。
すふぇ (2015-11-07 20:33:28)
そうそう、ちょっと戻って。 細かいんだけど、レイラからクラプトンにサナエさんが誤解するとこ
すふぇ (2015-11-07 20:33:48)
服の流行 から エリック・クラプトンに飛ぶのがちょっとわかりにくい? 早苗さんの思考が。
かぼちゃ (2015-11-07 20:34:17)
そこは「レイラ」って単語で飛んだとして書きました
かぼちゃ (2015-11-07 20:34:51)
いちおうファッションショーのBGMって流れなのかな
めるめるめるめ (2015-11-07 20:34:54)
曲を知らないとわからないかも
すふぇ (2015-11-07 20:35:06)
それはわかるんですけど。早苗さんも、リリカの「服の流行に」というセリフ聞いているわけですよね。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:35:13)
ミュージシャンとか知らないと理解できない展開かなと思って流してた
すふぇ (2015-11-07 20:35:33)
ああいう服が流行になったのかな。レイラが ときて、 曲名を連想するかなぁ、と。
かぼちゃ (2015-11-07 20:35:52)
あんまりスムーズではないですね
めるめるめるめ (2015-11-07 20:36:22)
入れたかった的な?
かぼちゃ (2015-11-07 20:36:26)
リリカにとっては大切な存在だけれど、他のほとんどの人は会ったことも無いし意識するのも難しい存在
かぼちゃ (2015-11-07 20:36:35)
言いたかったことはそんな感じですが
すふぇ (2015-11-07 20:37:16)
レイラから、早苗さんに誤解させる流れ自体は面白いと思うんだけど
すふぇ (2015-11-07 20:37:32)
その前のリリカのセリフを、もう少し誤解しやすいようにしとくといいかな、とそんなことを思ったりしました。
かぼちゃ (2015-11-07 20:38:19)
確かに前もって音楽の話を振っておいた方がスムーズですね
すふぇ (2015-11-07 20:38:54)
もしくは、リリカのセリフを「レイラが」の一言にするとかもありかな。
めるめるめるめ (2015-11-07 20:39:10)
全体にひっかかるところというか、状況がわかりづらいところはちょくちょくあったように思います
すふぇ (2015-11-07 20:39:15)
この辺り、全体的に何がどうなってるのか話がわかりにくいかも。
かぼちゃ (2015-11-07 20:39:16)
そこはモガ的には必要かなあと
めるめるめるめ (2015-11-07 20:40:20)
「さて……私は帰るわ。リリカ、あとはよろしくね」から続くところあたり
めるめるめるめ (2015-11-07 20:40:57)
ルナサを背に、リリカは楽屋を出た。 となって次のシーンとなりますが
めるめるめるめ (2015-11-07 20:41:45)
楽屋を出るのは帰るといってたルナサなのかと思って、ん?? となったり
めるめるめるめ (2015-11-07 20:42:06)
そういう細かいところ
かぼちゃ (2015-11-07 20:42:15)
ルナサを先に出して、ぼやきつつリリカが出ていった方がよさそうですね
めるめるめるめ (2015-11-07 20:42:32)
ええ、そのほうがスムーズ
かぼちゃ (2015-11-07 20:43:52)
あんまり絵を思い浮かべて書いていなかった気はします
めるめるめるめ (2015-11-07 20:45:08)
読み直して推敲すれば直るレベルの粗ですので、実戦では支障無いかと
めるめるめるめ (2015-11-07 20:45:15)
(実戦?
かぼちゃ (2015-11-07 20:45:36)
二時間くらいで書いたんで流石に時間があれば直せる、とは信じてます
すふぇ (2015-11-07 20:45:40)
個人的には、時間がたったり、場面が切り替わったりしたときに空行欲しいかなって、特にWeb媒体では思うけれども。
すふぇ (2015-11-07 20:45:44)
好みかなぁ、やっぱり。
かぼちゃ (2015-11-07 20:45:56)
普段開けてたんですけど
かぼちゃ (2015-11-07 20:46:22)
最近はずっと髪のための原稿を書いてて、書くときに開けるって習慣がなくなったので
かぼちゃ (2015-11-07 20:46:26)
紙
かぼちゃ (2015-11-07 20:46:39)
むしろこっちに慣れて自分で読みやすく思えてきました
すふぇ (2015-11-07 20:47:00)
Webだと目が滑るんですよね。
すふぇ (2015-11-07 20:47:03)
横書きだし。
かぼちゃ (2015-11-07 20:47:08)
もうちょいボリュームがあったら章分けしてもいいんですが
めるめるめるめ (2015-11-07 20:48:00)
あとはまた細かいところですが
かぼちゃ (2015-11-07 20:48:17)
まあ、そそわならきっと空行を沢山使ってると思います
蛆【司会】 (2015-11-07 20:48:18)
縦書き機能使って読んだら読み易いか、と思ってボタンを押したら文字まで横倒しになったこの悲しみ。
めるめるめるめ (2015-11-07 20:48:38)
早苗が登場するシーンはもう少し手厚く書いたほうがよさそう
めるめるめるめ (2015-11-07 20:49:21)
後で重要な役所でしょうから
めるめるめるめ (2015-11-07 20:50:10)
(うちの環境だと問題なく縦書きになりました
かぼちゃ (2015-11-07 20:50:52)
早苗さんを書きたくないという無意識が抗っていたのかもしれません
蛆【司会】 (2015-11-07 20:51:30)
(Megalopolisのバージョンの問題のようだ。)
かぼちゃ (2015-11-07 20:51:47)
リリカはさっと流れが出来たけれど早苗さんは話を進めるために書きつつ割り込まれた感じ
めるめるめるめ (2015-11-07 20:52:43)
(いや、同じかぼちゃさんの作品のあれですから、ブラウザの問題なのかもしれませんね
蛆【司会】 (2015-11-07 20:53:04)
物語の終わりの方、リリカが「今みたいに、キーボードから離れても音を鳴らせる」と言いつつ、「プリセット音のままで、キーボードを叩」いたのは、そういう気分だったという解釈で良いかな。
かぼちゃ (2015-11-07 20:53:44)
自分の手で弾くことが意味があるとは思ってます
かぼちゃ (2015-11-07 20:54:10)
リリカの能力を考えれば他人の音を能力で鳴らす方がいい音楽をやれると思うので
かぼちゃ (2015-11-07 20:54:40)
ああ
かぼちゃ (2015-11-07 20:54:52)
手を使わずとも弾けると言うことなら
蛆【司会】 (2015-11-07 20:55:19)
ちょっと解釈違ったかな
かぼちゃ (2015-11-07 20:55:22)
なんとなくやけっぱちで適当な気分だったんだろうと
蛆【司会】 (2015-11-07 20:55:37)
あ、大体そんな感じで合ってました。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:56:00)
言葉にならないものを指先に乗せて、みたいな気持ち。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:56:17)
格好付けるの大事ね。
蛆【司会】 (2015-11-07 20:57:15)
さて大体1時間くらい経ったようで、他に意見が無さそうであれば次にいきたいと思います。
かぼちゃ (2015-11-07 20:57:22)
もう九時
かぼちゃ (2015-11-07 20:57:29)
ありがとうございました
蛆【司会】 (2015-11-07 20:57:37)
おつかれさまでしたー
すふぇ (2015-11-07 20:57:44)
お疲れ様です。